その素敵な想像の中では僕は静かな場所にいて、そこには海と山があって、猫が歩いていて、僕は昔の歌を口ずさんでいる。
そこでは日が昇り、日が沈んで、そこでは僕はちゃんと眠れる、ちゃんと起きられる。今みたいな腐った生活はそこにはない。
そんなことを想像する僕は約半分が腐っていてファックとかシットとかいう言葉を使うたびに自分に跳ね返ってくる。
そういう風にして僕は自分の大根おろしになった部分をみて、口をひん曲げて笑う。その笑顔はなんともまあ、醜い。
従妹たちにはとても見せられない笑顔だ。見せてはいけない。見せたくない。
うーん、ダムシット!