見たくないものを見ないのって素敵よ、差別主義者みたいで

ラン・ローラ・ラン」をまた観た。テレビでやっとった。面白いよね。ああいうの好きだ。すれ違った人のその後が、カシャカシャカシャって。監督さんはアホだよね。素敵。
で、俺の好きな映画を思い出すと、何故かほとんど暴力風味。なんでだ。
仁義なき戦い
ゴッドファーザー
時計じかけのオレンジ
タクシードライバー
DEAD OR ALIVE
「ゾンビ(DAWN OF THE LIVING DEAD)」
ガンモ

んー。

ガンモ」はね、知らない人多いかもしれないけど、見たほうがいいよ。わざわざ僕の詩を読みにくる人たちなら、きっと気に入ると思う。
松本大洋岡崎京子のマンガを読んだ感じにもちょっと似てる。
瑞々しい。健全ではなく、爽やかでもないけれど。瑞々しい≒生々しい
はじめて観た時は、監督ハーモニー・コリンへの嫉妬で狂いました。彼の目線にはまったく差別がない。誰もが見たくないものたちを撮ってくれた。
で、肝心の内容は……。俺さあ、ネタバレっていう言葉が大っ嫌いだ。そんな事言うんなら、部屋に鍵かけて、テレビもパソコンも窓からぶん投げちまえ、と思う。自分からメディア(人間も含めて)に接続しといて、「ネタバレ!」はねえだろ。それってかなり違うぜ、覚悟が足りないよ、と思う。
でも、僕は無力なのでそういう人たちの無言の(暴力としての)圧力に屈したので、内容は書きません。障害者や低所得者や同性愛者を差別しない人だけ見てください。うん、これもまた差別ですね。